昨日12月24日は娘と朝からケーキを作った。
母娘でケーキ作り……などと書くと甘やかな母親ドリームが爆発してしまうのだけど、3歳児とのケーキ作りなんてロクな物じゃない。娘に手伝ってもらえばもらうほど、ケーキの仕上がりはガタガタになる。仕上がりの美しさを求めるなら私1人で作れば良いのだろうけれど、それでは誰のためのクリスマスだか……って話になってしまう。娘に手伝ってもらって、それなりのケーキを仕上げた。市販のクリスマス用の飾りを乗せると、それでも「らしい」感じになった。
娘の相手は夫に任せて、私は朝から夜のクリスマスパーティ用の買い物と料理の仕込みなど。いつものスーパーへ行ったのだけど、心なしか主婦達の財布の紐が緩い気がした。普段なら、なかなか手が出ない「ちょっとだけ贅沢な食材」がよく売れていた。我が家も「ちょっとだけ贅沢な食材」をちよっとだけ購入した。
夜は実家の家族を招いてクリスマスパーティ。飲んだり食べたり、楽しく過ごした。食事を終え、居間で皆が楽しそうに笑っているのを横目に見ながら食器を洗っている時、言い知れぬ幸せ感が込み上げてきて泣きたくなってしまった。もしも10年前に戻れるのなら、10年前の私に教えてあげたい。「10年後は相当良いクリスマスイヴを過ごしているから挫けずに頑張れ」と。
そして今日12月25日の朝はサンタさんからのプレゼントを見つけて大喜びする娘の声ではじまった。サンタさんは夫のところにも来てくれたらしい。夫はやたら恐縮していた。毎年、夫にはちゃんとしたクリスマスプレゼント以外に、サンタさん名義で、ちょっとしたプレゼントを用意している。今年は慶弔用の白いハンカチにカードを添えた。品物云々よりもクリスマスの朝のお楽しみってところだ。
今日は午後から遠方の友人一家が遊びに来てくれるので、朝から張り切ってチョコレートケーキを焼いた。午後になっても家の中が心なしか甘ったるい匂いにつつまれている。
大阪は昨日から寒波に襲われて雪まで降っている。いっそ積もってくれたら良いのだけど、残念ながらそれは無理そう。まぁ、それでも暖かい室内で雪を眺めるのも良いものだ。もちろん今日は出掛ける予定が無いので暢気なことを言っていられるのだけど。寒さへの覚悟を新たにした。
それにしても家族で楽しいクリスマスイヴを迎えることが出来たのは嬉しいことだ。友人からカードやプレゼントも届いた。私の周囲の人達に感謝しつつ今日の日記はこれにてオシマイ。
娘と作ったクリスマスケーキ。『苺雪崩のクリスマスケーキ』と命名。果物が新鮮なので、そこそこ美味しかったです。