昨年買った掃除機のヘッドが回らなくなってしまった。
説明書通りの手入れをしてみたけれど、うんともすんとも言わない。掃除機のヘッドって壊れやすいものだし「まぁ、仕方がないか」と保証書を確認してみたところ、1年ちょっとしか使っていない。取り立てて乱暴な使い方をしている訳でもないのに1年ちょいで使えなくなってはたまらない。とりあえずメーカーのサポートセンターに電話してみた。
サポートセンターからは「ヘッドが駄目になってると思うから交換が必要。費用は約5000円。型番言うから、最寄りの販売店に取り寄せてもらったらいいよ」的な回答。「ちょ……掃除機って1年ちょっとで壊れる設定かよ? 修理とかないのかよ?」とびっくり。納得がいかなかったので。原因を調べてもらう訳にはいかないのか聞いてみたところ「販売店に持って行って修理を依頼してくれ。その場合、修理しなくても調査費に1050円かかります」との回答。
壊れた掃除機はメーカー保証は切れているものの、販売店の延長保証には入っている。でも、掃除機の保証って本体のみでヘッド部は含まれないのだ。
サポートセンターの対応に納得がいかなくて、メーカーに直接クレームを入れてみた。「貴社の掃除機は1年ちょっとで壊れる設定なのか? それとも掃除機のヘッドは紙パックとかフィルターのように消耗品扱いなのか?」と。しかしメーカーからの返事もあやふやで納得出来なかった。「毎日10分間使用して、6年使える設定でございます。ヘッド部も同様です」とのこと。とりあえず、販売店経由で修理に出せとの事だったので、頭にきたけれど販売店に持っていってみた。
販売店に経緯を説明して「メーカーにお願いして、もし修理費が発生するなら一報ください」と申し出ると「確かに掃除機のヘッド部は保証外ですが、状態からして、これは明らかに製品の不具合だと思うので、無料修理になるはずです。もしならなくても、私どもが責任を持ってメーカーと交渉します」とのこと。なんて頼もしい対応! ありがとうジョーシン電気!
ちなみに。掃除機はパナソニック製だ。昔は家電と言えばナショナル(パナソニック)と言われたものだけど地に落ちたものだ。私とて掃除機がそこそこ使い込まれた物なら壊れたからって文句も言わないし、最初に言われた通り5000円払ってヘッド部品を取り寄せたと思う。でも1年ちょっとで壊れたとなると、やはり納得がいかないのだ。
恥ずかしながら、クレーマーデビューしてしまった。
私は面倒くさがりなので、どちらかと言うとなんでも穏便に済ませたい派。結局のところ、最初に問い合わせたサポートセンター人が、費用がかかるにしても「申し訳ございません」と平謝りの姿勢だったら「仕方がないなぁ」と費用を払っていたかも知れない。
ともかく今回のパナソニックの対応は残念だった。私はもうパナソニック製品は買わないと思う。そして、ジョーシン電気の人の対応には感激した。これからもジョーシン電気で買わせてもらいます……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。