先週は「首の凝りからくる頭痛と吐き気」で木曜から週末にかけての時間をフイにしてしまった。それどころか夫や娘、実家の母にまで迷惑をかけた。自分が気を付けていても罹ってしまう類の病気なら「仕方が無かった」と思えるのだけど、体調管理がちゃんと出来ていたら回避出来ただけに反省の至り。
歌手や俳優、スポーツ選手といった身体が資本という職業に就いている人達は「体調管理も仕事のうち」と言っているけれど、今回ほど身にしみて思ったことはない。
「首の凝りが原因」と特定してくれた老医師から「家事にしても子育てにしても、もっとズボラしなさいよ」と言われた。専業主婦の仕事ってガイドラインがある訳ではないので「ここまで頑張ればOK」と納得するのはなかなか難しい。
今までも夫は「もっと手抜きしてもいいよ」と言ってくれていたのだけど、家事と育児が仕事だと思っているので「あまり手抜きをするのもなぁ…」と躊躇するところがあった。これは「夫に養ってもらっているから悪い」って感覚ではなく「自分の為すべきことをしないのは駄目でしょう」ってことなのだ。それに「夫と娘に恥じない人でいたい」という気概もあった。
しかしながら、体調を崩して寝込んでしまっては元も子もない。どころか、かえって家族の足を引っ張ることになってしまう。毎日90点の仕事をしていても、0点を取るようではいけないのだ。これからは70点でいいからコンスタントに平均点を稼ぐようにしたい。
世の中には家事も育児もしっかり手がけて、合間にパンやお菓子を焼いたり、子供の服を作ったりする素敵な奥さんも多いようだけれど、どうも私には無理みたい。自分の身の丈に合った頑張り方を模索していきたいと思う。
素敵な奥さんは無理そうなので、これからは方針を変えて「ゆるゆるな奥さん」でいこう。体調管理も仕事のうち…ってことを強く自分に言い聞かせつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。