昨夜は安藤美姫出産のニュースを聞いて心底驚いた。
25歳で出産。シングルマザー。しかも出産後数ヶ月でリンクで滑っているとは、なんと言う超人っぷり。私が娘を産んだ時は「子どもを育てるだけで必死」って感じで余裕なんて全くなかった。安藤美姫の若さとパワーが眩し過ぎてクラクラする。
きっと彼女は恋愛力のある人なのだろう。真偽のほどは分からないけれど、お子さんは前の恋人の子どもではないと言う。次々と恋人を作るだなんて、私にはとても出来ない。
私は自分で自覚しているが恋愛力が恐ろしく低い。独身時代、何度も結婚と離婚を繰り返す知人を見て「すごいなぁ。私はたった1人の恋人も伴侶も見つけられないのに、次々と相手を見つけてくるだなんて」と思っていた。友人のFからは「もう恋人探すとか、そういうの諦めた方がいいよ。恋愛力低いけど、情は深いんだから、いっそ家族になれる人を探すって気持ちで相手を探してみたら?」と進言される始末。運良く結婚する事が出来たけれど、一生1人で生きる覚悟は出来ていた。
「人は何故生きるのか。何のために生きているのか」という事は、永遠のテーマではあるけれど、人として考えるのではなく、生き物として考えるとするなら、その目的は種の繁栄ではないかと思う。結婚せずに子を成す事は、倫理的な意味で眉をひそめる人もいるだろうけれど、「女が子どもを産む」ってことは生き物として当たり前の事だと考えれば、どんどん恋愛して、どんどん子どもを産める女性は生物として優秀だと言える。輝ける生物学的エリート! 私にはとても出来ない。
私は生まれてからずっと地味に小じんまりと生きてきた。たぶん、これからもそうやって生きていくのだと思う。毎日、家族の事とご飯の事を考えて、本を読んで暮らし続けるのだと思う。そんな生き方に不満がある訳ではないし、卑下している訳でもないけれど、自分とは違い過ぎる生き方をしている人の話を聞くと、ちょっと羨ましいようにも思う。
……と今日も地味に小じんまりと1日が終わった。家事買い物、その他諸々。特記事項としては娘と七夕の笹を買いに行って、夕食後に笹飾りを作ったことくらい。明日も続きを作ろうと娘と約束した。娘は「織り姫様と彦星様が会えるといいね」と言っていたけれど、今年はどうなるのだろう。思えば彼らは究極の遠距離恋愛カップルだなぁ……なんて事を思いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。
本日のお弁当。ふりかけおにぎり、ウィンナー、炒り卵、南瓜煮、オクラと人参のゴマ醤油炒め、黒豆、蜜柑寒天ゼリー(別容器)。ウィンナーと炒り卵は娘の作。娘、お弁当に夢中で朝顔の水やりを忘れるの巻。あれもこれもは無理みたいだ。