白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2012年04月26日(木) もうすぐ10年。

今週末から黄金週間がスタートする。

黄金週間と言っても我が家は夫も娘も旗日通りなので、取り立てて旅行に行くこともなく、近郊で地味に過ごすつもりでいる。とは言うものの、それなりに予定が詰まってきた。義母と動物園に行ったり、Fの家に遊びに行ったり、夫の大学時代のクラブ仲間とバーベキューに行ったり、実家の家族と食事に行ったり。きっとバタバタしているうちに、アッっと言う間に過ぎてしまうのだと思う。

今の私にとって黄金週間は「家族と過ごす長い休日」なのだけど、黄金週間の期間中には、私個人にとって大切な記念日がある。5月6日は読書のHPを解説した日なのだ。もう10年も前のことだ。本当なら記念日当日に書くべきなのだけど、きっと当日はそんな余裕が無いだろうから、思い立った時に10年目の感想を書いておこうと思う。

HPに書いた本の感想は799冊。開設当初は「1000冊なんて、アッっと言う間だね!」などと思っていたのに10年たった今でも1OOO冊には届いていない。スローペースながらもなんとか運営しているけれど、いつまで頑張れるかは激しく謎だ。10年前はブログもSNSもツイッターも無くて個人でHPを作るのが流行っていたのだけれど、今ではすっかり廃れてしまっている。当時、星の数ほどあったHPはいったいどこへ行ってしまったのだろう。

10年間の間には嬉しいことも多かったけれど、不愉快なことも多かった。嬉しかった事は、同好の人や作家さんご本人からメールを戴いたこと。不愉快な事は色々あったけれど省略。回数的には嬉しかったことよりも、不愉快だったことの方が多かったように思う。それでも、続けているのは、私の性格ゆえのことだと思う。未練たらしくて、1度手にした物は簡単に捨ててしまいたくないのだ。

HPを作ったことの収穫はWeb上に自分の拠り所が出来たってことと、得難い友人を得たこと。この2つは私にとって生涯の宝だ。

読書録的HPと言っても、開設当初の頃を思えば、読書のペースは格段に落ちてしまっているし、実際問題として「本を読んでも感想をかかない」なんてことも多くなっている。もうピークが過ぎてしまっているのは自分でも分かっている。今となっては何か目標がある訳でもないのだけれど、それでも何か1つのことを続けるって事は自分の自信に繋がる気がするので、これからも頑張って続けていきたいなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。

本日のお弁当。フリカケおにぎり、ウィンナー、薩摩芋のキンピラ、絹さや胡麻和え、ミニオムレツ、黒豆、みかん寒天ゼリー(別容器)。お弁当を可愛くする努力を怠り気味な今日この頃。たまにはタコウィンナーくらい作らねばなぁ。







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【同月同日の過去日記】
2011年04月26日(火) お財布。ママ友。ザル蕎麦。
2010年04月26日(月) ダンゴムシを飼う。
2006年04月26日(水) スペイン道中【セビリア後半〜セマナ・サンタの夜】
2004年04月26日(月) 闇夜の花水木。
2003年04月26日(土) リハビリとデジカメと。
2002年04月26日(金) データ喪失。茫然自失。

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