今日は他人事で一人憤慨してしまった。
娘と同じ幼稚園に通っている男児の父親の話。ものすごく体調が悪いのに、ちっとも身体を大切にしない。妻も諦めているのか「だって、言ったって話を聞いてくれないしねぇ」と、のんびりしている。その夫婦は私達夫婦と同世代。高齢出産組なのだから、人一倍身体を大切にして長生きしなくちゃいけないのに、なんてことだろう。他人事だからお節介なことは言わなかったけれど「子ども産んだなら責任持てよ!」と、一人憤慨してしまった。
私の亡くなった父が同じタイプの人間だったので、余計に腹が立つのかも知れないのだけど、養育しなければならない子がいるのに、自分の身体を大切に出来ないのは、子どもに対して失礼だと思う。子どもが可愛いと思うなら、その子が哀しまないように全力を尽くすべきじゃないのか? その場限りとしか思えない生き方をしている人を見ると、腹立たしくてたまらない。
その場限りの生き方を否定するつもりはない。私も娘が生まれるまでは、本質的に「その場限り」な生き方をしていた。しかし親になったら、それでいけないと思うのだ。親には子どもをちゃんと育てて社会に送り出す義務がある。
子どもを死なせることなく成人させて、まっとうな社会人として送り出すのが、ものすごく大変な事だったなんて、親になるまで知らなかった。
子を無事に成長させるだけでも大仕事だけど、その子を「まっとうな社会人にして社会に送り出す」となると、それはそれでまた大仕事。世間の親達は当たり前のように成し遂げているけれど、それは決して当たり前の事じゃない。
他人の愚痴に付き合ってイライラするなんて馬鹿げているなぁ……と、つくづく思う。聞かさせる方はたまったものではないのだけれど、まさか相手に向かって「そんな話は聞きたくないよ」なんて事は言えないしなぁ。適当に受け流すしかないのは分かっているのだけど、なんだかなぁ……。
他人の家のことは置いておいて。娘は今日も自宅前警備員として勤勉に活動していた。今日は虫取り網を持って遠征したので「自宅前警備員」ではなく「自宅周辺警備員」だったのだけど。そして私は娘に付き合って、すっかりバテ気味。明日は雨とのことなので、ちょっとはゆっくり出来るかと楽しみにしてしまう始末。明日は久しぶりに、何かお菓子でも焼こうかなぁ……なんてことを考えつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。