花水木・花盛り。なんだか茶化しているみたいだが、実際ちょうど今が盛りだ。花水木ってのは夜に見ても健全な感じがするのは何故だろう……なんてことを思いながら帰宅した。作り物めいた花弁の形がそう思わせるのか、子供の図画に登場しそうな色合いがそう思わせるのか。考えてみたが、これぞというポイントは思いつかなかった。まあ、なんにせよ桜ほどではないが闇夜にも目立つ花である。
今日からタコ部屋で紅一点だと、ちょっと身構えていたのだけれど、何の支障もなく業務は終了した。忙しすぎて余計なことに思い煩うスキが無かったのも事実だが、オヤヂ達にすっかり馴染んでいるので意外と働きやすいというのもまた事実。派遣先の会社から「このまま、うちの子になりなよ」とお誘いを受けたりなんかして。次の派遣先が決まっているってこともあったが、そうでなくても、このハードさで長期を勤める自信などありゃしない。短期だからこそ頑張れている訳で。
一生懸命働くってのは決して悪いことではないが、自分が空っぽになってしまうまで働くってのは本末転倒な気がする。今の私は空っぽ状態。それでも私など、まだまだ甘ちゃんなのだろうなぁ。空っぽな心身に鞭打って労働している人達って凄いなぁ……と心から思う。生きるのは面倒で、厄介で、大変だ。もちろん素敵なことも一杯ある訳だが。
タコ部屋勤務も残りあと2日。一刻も早く足を洗いたいと思う部分もあるが、情が移って名残惜しい気持ちもある。1年以上勤めていた前職場では感じなかった感覚だ。クタクタ過ぎて、どうにもこうにも……だが、ある意味良かったのかも知れないなぁ……なんてことを思いつつ今日の日記はこれにてオシマイ。