今日は土曜日だったのだけど夫が出勤だったので、娘と2人で交通科学博物館へ行ってきた。大阪は朝から雨が降ったり止んだり……との予報だったのだけど昨日娘とテルテル坊主の御利益なのか、行きも帰りも雨に濡れることが無かった。
交通科学博物館は娘が赤ちゃん時代から通っている。我が家にとって「暑さ寒さが厳しい日と、雨の日の娯楽の場」というポジション。娘は女の子ではあるけれど、乗り物は好きなので、けっこう楽しんでくれるし、入場料もリーズナブルでお財布にやさしくて大助かり。
そんな訳で我が家にとって交通科学博物館は「勝手知ったる」って場所ではあるのだけれど、今日は今まで行ったところのない場所に入らせてもらった。交通科学博物館では「探検ツアー」という企画があって、学芸員さんの案内のもと、普段は外からしか見れない車両に入らせてくれるのだ。今日はたまたま良いタイミングで行き合わせたので、初めて参加してみた。今日の探検は「0系新幹線」だった。
昭和生まれの私にとって0系新幹線は新幹線の定番なのだけど、平成の子ども達には「昔の新幹線」なのだと思う。新幹線の車両に入らせてもらって、娘よりも私の方が興奮してしまった。今の格好いい新幹線に較べると、随分ともっさりしているのだけど、温かみのある良いデザインだと思う。娘と一緒だったので、写真を1枚しか撮っていなのだけど、もっと頑張って撮ってくれば良かった。
ちょっと固めのシートに座ったら、思わず泣きそうになってしまった。シートの座り心地も、窓にかけられた昔風のカーテンも何もかもが懐かしかった。
そんな私の感傷はさておき。娘は娘の流儀でもって交通科学博物館を堪能して、休憩室でお弁当を食べて、雨が心配だったので午後からは早めに撤収して帰宅した。お天気がハッキリしなかったせいか、館内はいつもの土日よりも空いていて、ゆっくりと楽しむことが出来た。
今日は1日中パッっとしないお天気だったけれど娘と2人で充実した休日を過ごすことが出来た。明日は何をしたものか……と考えつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。
0系新幹線のグリーン車。絨毯を敷いた通路の足元の感覚に覚えがあります……と言っても私が子どもの頃に乗ったのは普通車だったんですけどね。