地震のニュースは過剰に見ないようにしよう……と思うのだけど、やはり気なる。そして見たら見たで心が痛む。被害の大きい地域の人が気の毒なのは言うまでもないけれど、首都圏に住む友人の話を聞いているだけでも「どうにかならないものか」とヤキモキしてならない。
食糧やガソリンが手に入らないと聞くと「ガソリンはともかく、食糧だったらいくらでも送るよ!」と思ったり、原発の話を聞くと「良かったら、こっち(大阪)に来ない?住めるよう全力で手配するけど……」なんて事を思ってしまう。でも、そう言う問題ではないって事は私もよく分かっている。非常時に個人的な物を送るなんて事をすればと、それだ救助活動の足を引張ることになるのだし、引っ越しにしたって「大変だったら逃げれば良い」って問題ではないのだ。
週明けから娘のご機嫌がやたら斜めだ。公園仲間に「Y(娘)は昨日も今日も不調みたいで…」と話したら「Yちゃんがそんな風になるなんて珍しいね」と言われた。確かに毎週、休み明けの月曜日は「楽しかった土日とは較べ物にならない平凡な日常」にウンザリするのか、グズグズすることが多いのだけど、体調不良でも無いのに「2日続けてグズグズする事は滅多にない。どうしたのかなぁ……と考えていて、気がついた。娘の不機嫌の原因は、たぶん私だ。
たぶん娘は地震で神経質になって気持ちが沈んでいる私に影響されているのだと思う。私も過剰にニュースを見ないようには心掛けているものの「被災した方のインタビュー」なんかに遭遇すると涙ぐんでしまうし、ただでさえ不安なニュースが多くて、負の感情に引きずられている。
今回の地震では言葉に出来ないくらい気の毒なことばかりで、しかも不安になることだらけだけれど、被災者でもなんでも無い人間が、負の感情に引きずられていてはいけない。娘を不安にさせるようでどうするよ、私! 関西はいたって平和で、私も普通の日常生活を営んでいて「こんな時だからこそ、楽しく暮らさなきゃ」と思っていたのになぁ……。頭で理解するのと実践するのとでは大違いだってことに今更ながら気がついた。
まぁ……でも、気付いただけも良しとしよう。
今週の目標は「負の感情に引きずられないこと」にしようと思う。私も出来た人間でないので駄目な時もあるけれど「駄目だ、駄目だ」とばかり思っていても前へ進めない。とりあえず自分の手の届く範囲で頑張ろう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。