木蓮の花の蕾が日に日に膨らんできている。白い木蓮の花は、この世の中でいっとう愛している花なので、この時期は外を歩くのが楽しくてならない。そしてこの時期、年中行事のように「それにしてもスカしタイトルの日記(HP)にしちゃったよなぁ」と軽く後悔するのである。当初は長続きすると思っていなかったので、気負いなく趣味に突っ走り、そのまま改題するチャンスもなく現在に至るのだが、もう少し自分の雰囲気に合ったタイトルにすれば良かったなぁ……と思う。ま。そこのところは長いスパンで理想に近づいていこう。
昨日は朝から積雪で驚いたけれど今日は暖かくて助かった。あれこれ用事が重なって今日は、ほとんど社内にいなかったのだけど、このくらいの気温なら外に出るのも悪くない。暖かくなってくると、とたんに「出歩きたい」という気分になるからゲンキンなものだ。なんだか虫みたい。気温の上昇とともに、どこからともなく湧いてくるのだ。
昨年末、東京の美術館でNHKの取材が来ていて「美術館を紹介する番組ですが、後姿等が映っても良いですか?」と聞かれたのだが、来月、その番組が放送がされるらしい。もしかするとチラリと映っているかも知れないし、映っていないかも知れない。観たいような、観たくないような複雑な心境。
写真とか映像という媒体は容赦なく「その一瞬」を捉えているから、振り返るのは少し恐い。結婚前と結婚後。使用前と使用後。自分自身は何一つ変わっちゃいないと思うのだけど、本当のところはどうなのだろう。周囲の人からは「結婚して幸せそうになったね」とか「毎日楽しそうで羨ましい」と言われるのだけど、自分の中で「変わった」という自覚は、ほとんどない。具体的に変わったことがあるとすれば、結婚して生活が楽になった……ってことだろう。家事云々の労働を含めて考えてみても、実家にいる時より、よほど楽ちん。
なんだか話が、あちこちに飛ぶが今年は桜の開花が早いとのこと。ちょっと楽しみ。花粉症でグダグダだけど、それでも春は楽しいと思うのだ。そろそろPCを落として寝ようかな……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。