昨日、コート無しで外を歩くことが出来たのが信じられないような寒さが襲ってきた。午後からはちらちら雪、霰。大阪でさえこの寒さなのだから地震の被害にあった地域はどれだけ寒かったことだろう。早く暖かくなって欲しいと願わずにはいられない。
午前中は市が主催している幼児教室へ行ってきた。今日はトランポリン教室。市が主催の幼児教室は無料で申し込みだけで参加出来る。娘が1歳代の頃からお世話になっていたのだけれど、4月から幼稚園に入園するので今日は最後の教室だった。娘はご機嫌でトランポリンに興じ、お礼を言って帰ってきた。帰りに郵便局に寄って帰宅。午後からは寒かったのと私の体調がイマイチだったのとで、自宅で地味に過ごした。
地震のことで書きそびれていたのだけれど、和歌山の田舎に住む夫の従兄が市会議員に立候補することになった。夫は大阪生まれの大阪育ちなのだけど、義母が和歌山の田舎出身で、田舎では100歳を超える祖母がいまだ元気で暮らしている。従兄は柿の生産とタクシー運転手の兼業農家。野心家タイプではないので不思議に思っていたら、従兄の住んでいる地域では地域出身の市会議員がおらず「これではいけない」と言うことで、担ぎ上げられたとのこと。
従兄は地元青年団に所属していて地域を活性化させる活動に熱心な人だ。従兄の住んでいる地域がどれくらい田舎なのかを説明するのは難しい。何かにたとえるなら……『マンガ日本昔話』の世界……と言えば伝わるだろうか? 私は田舎の暮らしを知らないので、従兄に初めて会った時「自分の暮らしている場所をここまで愛して、地元のために働けるって凄いなぁ……」と思ったものだけど、まさかこんな事になるとは。地域では過疎化が進んでいて、従兄以外に適任者がいなかったのだろうと思う。
理由はどうあれ立候補するなら何か応援を……と言う話になった。義兄と相談して「とりあえずお酒とか送ったらいいんじゃないの?」なんて話したのだけど、調べたところ選挙の差し入れにお酒はタブーとのこと。お酒を貰っても、そのお酒を人に振舞うと公職選挙法に引っ掛かってしまうそうなのだ。結局のところ「寄付」という形で計上できる現金が良いらしく『陣中見舞い』の熨斗で現金を贈ることになった。
今回のことは凄く勉強になった。従兄が市会議員に立候補するなんて話がなければ、私は一生『公職選挙法』の内容について詳しく知らなかっただろうと思う。世の中には知らないことが多過ぎる。
知らないことと言えば今回の地震では否応なしに「原発」のことを深く知ることになった。恥ずかしながら私は今回のことが起こるまで原発に対する知識は皆無だったと言っても過言ではない。連日不穏なニュースが飛び込んでくる中、現場で作業にあたっている方々には心から敬意を表したい。
今日は2日続けて不機嫌だった娘が1日機嫌良く過ごしてくれた。明日もそうあって欲しいと思うし、そうなるべく努力をしよう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。