クリスマス休暇の3日目は友人一家が遊びに来てくれた。
四国に住む友人は6歳と2歳の男の子の母。高校からの付き合いで心優しく慎ましい人だ。今は互いの家が離れているので年に1〜2回会えるか会えないか。あとはメールと電話でやり取りしている。今回は実に1年ぶりの再会だった。
友人は今、上の男の子の事で悩んでいて大変そう。どうも発達障害ギリギリのラインにいるらしい。確かに一緒に過ごしていても「これは?」と思うところが多くて、友人が大変だろう事はよく分かった。子どもの事で色々と悩んでいるのもさることながら、いわゆる「ママ友」関係にも疲れているようだった。上の男の子はコミュニケーション能力が低いために友達とのトラブルが多く、親同士の付き合いの中で友人は謝り通しで気疲れしているらしい。
なんかなぁ……事情が分かるだけに可哀そうで仕方が無い。友人の子は決して単なる「躾の悪い子」ではない。療育にも通っているし、友人も色々と努力している。しかし順調に成長している子ども達の中に入るとトラブルメーカーになってしまうのだ。
友人と家が近かったら「子ども連れてご飯でも食べにおいでよ」と、家に呼んで息抜きさせてあげたいなぁ。友人が心底疲れているのが分かっているのに、具体的に何も出来ない自分を歯がゆく思った。出来ることと言ったら、密に連絡を取って話しを聞くことくらい。それも下の子がまだ手のかかる年頃なので、そうそう電話で長話も出来ないのだなぁ。手紙を書いたり、何かささやかな物を送ったりする程度のことしか出来ないのが残念でならない。
クリスマス休暇最終日の昨日は実家の母も交えて日帰りで温泉に行ってきた。行ったのは奈良県にある「音の花温泉」。温泉の質も良かったし、露天風呂も広々としていて気持ちが良かった。建物内にある食堂でお昼を食べて夕方に帰宅した。実家の母も娘も喜んでいたので、また機会を作って行きたいと思う。
温泉は娘が行きたがっていたので連れ行ったのだけど、私自身もリフレッシュ出来た。短時間だったけれど娘を夫に託して、頭を空っぽにして温泉から立ち上る湯気を眺めたのは至福の時間だった。たまには「余計な事は何も考えない」って大事な事だと思った。まぁ、日常生活の中ではなかなか難しいのだけど。
4日間のクリスマス休暇はアッっと言う間に終わったしまった。前半はクリスマスの準備とクリスマス。後半は友人の再会と日帰り温泉。そして今日から、ついに今年最期の1週間がスタートしてしまった。つつがなくお正月を迎えられるよう、しっかり準備しなくてはなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。