今日は土曜日だけど夫は出勤。娘と2人の週末。せっかくの週末なので「ちょっと特別なこと」をしようと思っていたのだけれど、フタを開けてみれば地味な1日だった。
最近、娘はクノールカップスープのCMを見て「つけパン」に憧れを抱いていた。CMを観るたびに「私も食べてみたい」と訴えていたのだけど、昨夜はたまたま洋食でポタージュスープを作ったので、娘が朝食に「つけパン」を食べるだけのスープを残しておいた。今朝「今日はCMでしてた『つけパン』を食べてみる?」と娘に聞いた時の喜びようときたら! 娘はCMと同じようにスープにパンを付けて「美味しい」とご満悦だった。まぁ、あれはあれで悪く無いとは思うけれど、私はトーストはそのまま食べる方が好きだな。ソースだったら付けて食べたいと思うのだけど。
そして午前中は掃除を少しだけ手抜きして、オヤツに「焼きドーナツ」を作った。生地に豆腐を入れて、仕上げにきな粉をまぷした。「ドーナツは油で揚げた方が美味しいに決まっている!」と思っていたのだけど、案外悪くなかった。そりゃぁ、油で揚げた時ほどの満足感は無かったけれど、充分美味しくて、片付けの手間を考えると「また作りたい」と思った。でも、今度はシリコン製のドーナツ型を買おうと思う。
……とまぁ、食べ物以外は公園へ行ったり、お散歩込みの買い物へ行ったりと極めて普通に過ごしてしまった。昨日は「週末なんだから、何か娘を楽しませてやらなくちゃ!」と張り切っていたのに、あの情熱はどこへ行ってしまったのだろう。
昨日は図書館でデイック・ブルーナの特集が載っている『美術手帖』を借りてきたのだけど、なかなか興味深い。「ミッフィー」のイラストは改めて見ても面白いなぁ。今まで気づかなかった発見があった。
しかし個人的にミッフィーのシリーズは「絵本」としてみると、それほど素晴らしい物だとは思っていない。楽しい話は良いのだけれど、ミッフィーが万引きをする話や、いじめを扱った話などは「それで良いの?」と首をかしげざるをえない。日本人だったら、もっと細やかな対応の作品を描いていると思うし、事実似たようなネタでももっと素敵に描いている作品だってある。日本人は何かにつけて「西洋文化って凄い!」盲信しがちだけれど、幼児向けの絵本は世界に誇るレベルだと思う。アニメだけが近代日本文化の売りではない。今回借りてきた『美術手帖』の特集を読んで、その思いを再確認した。
明日の大阪は暖かいとのこと。明日は今日よりももう少しアクティブに過ごせたら良いのだけど。頑張り過ぎない程度にボチボチ行こう……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。
初めて作った焼きドーナツ。膨らんだ分の計算が甘くて穴が潰れてしまいました。きな粉&粉砂糖で素朴な味。これはこれで美味しかったです。