本格的に喉が痛いので押入れから加湿器を出してきた。昨年は加湿器を床に置いて、今年も同じようにしたら娘がパーツを取り外して運んでしまうので整理棚の上に置くことにした。効果を考えると床に置いた方がいいのだけれど、つけないよりもマシだろう。実際、加湿器を置いて、喉の痛みが少しマシになった気がする。
今日は保育園の園庭開放の日だったので、娘を連れて行こうと思っていたのだけれど、喉は痛むし身体はダルイし…って事で断念。娘には筋向こうの公園で我慢してもらった。
公園の木々はすっかり葉を落として寒々しいことになっている。ここ数日、落ち葉が凄いことになっているのだけれど、昨日と今日の晴天で落ち葉が乾燥してきたらしく「落ち葉」が「枯葉」に変化していた。娘は風の吹きだまりに集まった枯葉を踏んで、枯葉がカサカサ言うのを楽しんでいた。
ふと森茉莉の『枯葉の寝床』という作品を思い出してしまった。作品の内容云々よりも題名がとても気に入っている。大量の枯葉を見て「枯葉でベッドを作ったらどうなるだろう」と夢想したことのある人は多いんじゃないかと思う。確か『ちびまる子ちゃん』にもそういう話があったと思う。枯葉の寝床は『アルプスの少女ハイジ』に出てきた干し草のベッドと肩を並べることが出来るロマンだと思う。
落ち葉が枯葉になると流石に秋も終わりだなぁ…と思う。秋の終わりどころか、そろそろ1年の終わりだって近づいている訳だけど。暢気に風邪なんて引いている場合じゃないなぁ…って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。
枯葉の寝床。携帯で撮影してみたもののイマイチ。「うわぁ」って感じをお届できないのが残念です。