週末は娘の幼稚園の面接だの、実家の母の誕生日だのがあってバタバタしていた。
幼稚園の面接は無事に終わって入園が決まった……と言っても希望者全員入れるような幼稚園で、面接はたぶんクラス分けの参考にするのだと思う。娘は質問には答えられたし、簡単な試験には難なくクリアしたものの、借りてきた猫のように大人しく声も小さかった。御近所の人には元気にご挨拶できるのだけど、彼女にも2歳なりに「恥ずかしい」という感情があったのだろうなぁ。あれはあれで可愛かった。
面接には沢山の親子が来ていたのだけど、どのお子さんも父母に手をひかれて幸せそうな顔をしていた。「こんなに沢山の子供達がいるけど、どの子も親御さんにとっては宝物で、大切に育てられてきたんだろうなぁ…」なんて事を思って、1人で勝手に泣きそうになってしまった。まぁ…ちょっと気持ちが盛り上がり過ぎなのは否定しない。
そして、この週末はアマゾンで注文していた漫画『とめはねっ!』『深夜食堂』が届いた。『深夜食堂』は毎回新刊を楽しみにしている作品なのだけど、今回もけっこう良かった。中でも豚肉の生姜焼きの話が面白かった。お話の内容よりも「豚肉の生姜焼きに使う肉って家庭によって違う」という話。生姜焼き用の豚肉を使う家庭もあれば、薄切り肉を使う家庭もあり、ステーキ肉のような肉を使う家庭もある。
子供の頃、実家の母は生姜焼き用のロース肉を使って豚の生姜焼きを作っていたのだけれど、私はこれがあまり好きじゃなかった。母の料理方法が悪かったのかも知れないけれど、パサパサしていて飲み込み難かったのだ。大人になってから学食だか、安い定食屋か何かで薄切り肉で作った豚肉の生姜焼きを食べた時は「こんな美味しい豚肉の生姜焼きがあったんだ!」と感激した覚えがある。自分が台所を預かるようになってからは薄切り肉で豚肉の生姜焼きを作っている。初めて薄切り肉を使った豚肉の生姜焼きを食べた時の衝撃がいまだに忘れられないのだ。
週末は夫と『豚肉の生姜焼き』について熱く語り合った。夫も私と同じ薄切り肉派。そして子供の頃はロース肉だったらしい。色々な人に『豚肉の生姜焼き』について聞いてみたいなぁ……と思った週末だった。
そして週明けの今日は1日中慌ただしかった。午前中は病院へ。午後は娘が公園の水溜りにダイブして遊んで後始末が大変だったり。バタバタしているけれど暑くもなく、寒くもない今の気温は本当にありがたい。今週も元気で頑張ろう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。