白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

目次過去未来

【検索からお越しの方へ】
日記内検索をご利用いただくか、読書関係のお探し物はHPへお越しくださいませ。
当日記は移転しました。下記で更新を続けています。
引越し先 白い木蓮の花の下で


2003年10月04日(土) 好きな場所を歩く。

今日はペンフレンドと奈良県明日香村を歩いてきた。

私の仕事帰り(今日は午前中出勤)に合わせて応挙展へ行く予定だったのだが、ものすごい行列に挫折して、明日香へ行くことにした。ぢつは私。15の年から奈良ヲタクで、明日香村は通い詰めた言っても過言ではない場所なのだった。奈良へ通勤していたのと、私事が慌しかったのとで、ここ数年はご無沙汰だったけれど。ペンフレンドに明日香村のお気に入りスポットを案内できて、とうも嬉しかった。

死人花と酔芙蓉が美しかった。

夜は天王寺でワインを飲み、ケーキを食べた。夕食はペンフレンドがご馳走してくれたので、ささやかなお返しにと、帰りにU書店で嶽本野ばら『それいぬ』を、こっそり買って(「欲しい本があるので付き合ってください」と連れ込んだ)プレゼントする。明日香村を歩いている途中で中原淳一展の話になり「リアルタイムで『ジュニアそれいゆ』を読んでいて大好きだったのよ」と聞いたので。「なんだかんだ言って好きなのねぇ」と言われた。好きには違いないが微妙なところだ。激愛している遠藤周作の本は、どんなに好きな人でもプレゼントしようと思わないのだから。ペンフレンドのツボだろうという読みがあったのも事実だが、それ以上に「ナンバーワンではないから」という点も無視できない。

夕食の時、乙女な母よりも1歳年下のペンフレンドから「白蓮さんのお母さんは幸せだ」と言われた。その他、家族関係につい色々。そのことについては気が向いたら明日以降にでも書こうかと思う。とにかく今日は楽しかった。

もしも関西以外の土地から、仲の良い人が遊びに来ることがあれば、神戸のお気に入りのレストランか、京都の鞍馬、今日歩いた明日香村を案内したいなぁ……と思う。「関西以外の土地から来た人」と限定する必要はないのかも知れないけれど。要は自分の好きな人に、自分の好きな場所を知ってもらいたいという単純な理由なのだから。

明日は乙女な母を連れて買い物に行かなくちゃ。図書館にも行かなくちゃ……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。


目次過去未来


エンピツ投票ボタン(押していただけると励みになります)↑
My追加

yurarraをフォローしましょう

【同月同日の過去日記】
2002年10月04日(金) 欠勤2日目。皮膚科へ行く。

白蓮 |MAILHP