娘、発熱から2日目。なかなか熱が下がらない。
嘔吐はおさまったので今日は点滴はせずに済んだ。その分、せっせと水分補給。娘は昨日の嘔吐がよほど堪えたのか、ほんの少し飲んだだけで「オエッっとなったら困るからオシマイ」と飲むのをすぐにやめてしまうので、色々な物をちょこちょこ飲ませている。お茶、すりリンゴジュース、スポーツドリンク、湯ざまし等。
食欲も無いので、これまたチョコチョコと食べさせている。おかゆや雑炊はほんの少ししか食べてくれず、豆腐やすりリンゴのような冷たくて口当たりの良い物ばかり欲しがるので、絹こし豆腐と白玉粉で白玉団子のような物を作って、黒蜜をかけて食べさせたら、これは喜んで食べてくれた。なんでも良いので、とりあえず頑張って食べたもらわねば。
しんどくて心細くなるせいか、子供は病気になると甘えん坊になる。たぶんそれは大人も同じ。病気の時は訳もなく弱気になったりするものだ。娘と密着した時間を過ごしつつ「そう言えば新生児の頃もこんな感じだったなぁ…」と、娘の小さい頃を懐かしく思い出した。娘も成長したものだ。
熱と戦っている娘を見ていると「小さいのに可愛そうになぁ」とか「代わってやれるものなら…」なんて事を思うのだけど、それと同時に全く逆のことを思ったりもする。
病気は大人、子供の区別なくかかるもの。大人も子供も病気になってしんどいのは同じ。自分の身にふりかかった事は、たとえそれが小さな子供であったとしても自分の力で頑張るしかないよ……と。
もちろん私は娘の母親なので娘が助けを必要としている時は傍にいるし、娘が少しでも楽になれるよう全力を尽くすのだけど、娘の病気を治すためには、娘が自分で頑張るしかない。いま、普通に生きている大抵の大人達ははそうやって強くなっていったのだ。
もし明日の朝も娘の具合がパッっとしないようなら、もう1度病院に連れて行こうと思う。出来ればそうせずに済んで欲しいのだけど。頑張れ娘。あなたの横で母も頑張るから……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。