最近、友人や知人、あるいは未知の人とちっとした交流があって嬉しい。お手紙だったり、メールだったり、あるいは電話だったり。「長時間一緒にいてお喋り」した訳ではないので、日頃思っていたことや伝えたいことの、ごく一部しか伝えられなかったけれど、それでも何も無いよりも何かある方が嬉しいものだ。
実際。相手と長く一緒にいたからって、思っていることの全てを伝えるなんて不可能なのだし。
人は年齢を重ねるにつれ、自分を取り巻く環境が変わっていく。仕事だったり、家庭のことだったり。あるいは自分の健康状態だったり。一時期親しくしていた人と疎遠になったりすることは、よくある話。でも、パチンと切れてしまうのではなくて、ちょっとした繋がりから「元気にしている」と近況報告を貰ったり、あるいは「順風満帆とはいかないけど頑張っている」と知らされるとホッっとすると同時に「私も頑張ろう」とも思う。
……とは言うものの、親しくなった人とずっと関係を続けていくのって案外難しい。それだけに「思えば付き合いも長くなってきたなぁ」と思える人との交流は大切にしたいと思う。
私は日々の生活に手一杯で、なかなか自分の手の届く範囲でしか頭が回らないことが多くて、手紙にしろ、メールにしろ「書こう」と思いながら、ついつい時間が経ってしまったりする。だからって手の届かない範囲のことを「どうでもいい」と思っている訳じゃない。むしろ、年齢を重ねてもなお付き合っていける人達は大切にしたいと思っている。
要するに私は「さびしん坊」なのだと思う。
そうそう手広くやっていける訳ではないけれど、出来るだけ繋がりが途切れてしまわないよう努力したい。特に今週は色々とあって、そんなことを強く思った。気持ちの良い季節が訪れることだし、葉書の1枚でも書いてみようかなぁ……なんて事を思いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。