白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2004年03月12日(金) 証明写真。

2日続けての派遣登録は流石に草臥れた。草臥れたというよりも「消耗した」という方がしっくりきそう。1つ目の会社は専門分野のみ扱う会社だけあって、試験がやたらと難しく建築法規なんかも出てきたりして、まったくお手上げ状態だった。2つ目の会社は大手さんで「ふーん」という感じ。手っ取り早く仕事が見つかるといいんだけどなぁ。

そりゃそうと。就職活動をするにあたり、久しぶりに「証明写真」を撮った。自分の顔のことは、よぉく分かっているので「別嬪さんに映ってなきゃ嫌だ」なんて我儘なことは思わないが、しかしそれでも写真の出来に不満アリ。「薄らボンヤリ」と言うか「生まれてこのかた苦労なんてしたことない」と言うような表情で映っているのだ。

私はよく「生まれてこのかた苦労なんてしたことのない人」のように見えると言われる。

特に前情報が伝わっていない初対面の人からは、まずもってそう思われるようだ。なので人と話をしていて、何かのはずみに「顔の印象と話の仕方が違う」とか「話してみると意外なことが多くて吃驚する」とよく言われる。そういう時は「こう見えて、けっこう苦労人なんですよ。わははっ」とボケるのを身上にしている。

苦労顔とか、不幸顔に見えるよりは、ずっと素敵だと思うのだけど、もう31歳なのだし、そこそこの経験が顔に出てきてくれても良いと思うのだが。私の理想は「キリリとシャープ」な顔なのだが、どうした者か「薄らボンヤリ」な色合いが強く出ているようだ。不可解過ぎる……一応世間的には、やや迂闊なところもあるが、おおむねチャキチャキしたしっかり者で通っているのに。もしかしたら、私の本質は写真に滲み出ている「薄らボンヤリ」の方が正しいのかも知れない。写真とは、げに恐ろしき。

明日は週末。今週末は、ややこしい考え事などは、いったん横に置いといて、思う存分楽しむぞ……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2003年03月12日(水) 心機一転。
2002年03月12日(火) 悲劇のヒロイン(ヒーロー)と中傷されたあなたへ。

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