白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2009年12月08日(火) 新型インフルエンザの予防接種

遅ればせながら娘に新型インフルエンザの予防接種を打ってきた。

「いまさら」な感じではあるけれど、最寄の病院の予防接種では第1陣。第2陣は年末ギリギリか年明けになるとのこと。地域差があるのかも知れないけれど、私の住んでいる地域では「予防接種難民」で溢れている。新型インフルエンザだけでなく、季節性の方でさえ「受けられなかった」と話している人がいて、最近やっと「受付が再開したから申し込んできた」なんて話をチラホラ耳にする。

娘が予防接種でお世話になっている病院では、普段は診療していない時間帯での診療だった。きっと、普通の時間帯では対応出来ないのだと思う。医師もいつもの人ではなく助っ人に来た知らない人だった。診療時間は診療だけで一杯なのに、季節性インフルエンザと新型インフルエンザとの予防接種まで受け入れられないのだろう。事務も滞っている感があり、業務がパンク状態なのだなぁ……と気の毒に思った。新型インフルエンザ騒動で医療に従事している人は大変なのだなぁ。どうにかならない物かと思いつつ、娘をあやしながら順番待ちをしていた。

娘は絵本の影響もあって、予防接種に行く時は毎回「注射、頑張る!」と連呼しながら意気揚々と出掛けて行く。もっとも、いざ注射…となると泣いてしまうのだけど。今回は「おりこうさ〜ん。おりこうさ〜ん」と、自分のお利口っぷりをアピールしながら泣いていた。可愛い……可愛過ぎる。まぁ、子供が泣いているのを見て可愛いと思うのは親だからなのだろうけれど。

新型インフルエンザの予防接種については「受けられない」人も多いけれど「受けない」と言っている人も多い。安全性等が心配だからと言う理由ならまだしも「費用が掛かるから」という理由の人が多くて驚かされる。経済的理由から医療(この場合は予防だけど)を断念する人がいる社会って、どうなんだろうなぁ。世の中、何をするのにもお金が必要だし、サービスに対する対価を払うのは当然のことだけど、人の生死に直接関わる事柄については公的な補助があってもいいように思ったりする。「じゃあ、健康保険料を払わない人の分にも補助するのか?」と問われると、私自身即答できなかったりするのだけれど。

ともあれ、娘に予防接種を受けさせることが出来て、ちょっとだけホッっとした。予防接種をしたからと言って100パーセント安心ではないので気をつけるに越したことはないのだけれど、そこは気分の問題で。今年も残すところあと少し。家族共々、元気で過ごしたいものだなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2008年12月08日(月) 夫、受難。
2007年12月08日(土) アクリルタワシ
2005年12月08日(木) 半分この楽しさ
2001年12月08日(土) 花も人も色々なので。

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