白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2009年07月21日(火) 1歳児の本気

連休初日の土曜日はお弁当を持って大阪城公園へ行ってきた。

今回の目的は娘を汽車に乗せること。現在、娘は汽車にハマっていて絵本で汽車が登場するたびに「乗りたい」と懇願する。と言っても、家の近くで汽車に乗れる場所なんてそうそうあるはずもない。そんな訳で本格的に暑くなる前に…と大阪城公園を走っている観光用の汽車(本当は自動車だから汽車型の自動車)に乗せてきた。

朝早く起きてお弁当作り。お弁当はもちろん保冷剤でガッチリガード。娘のお茶と大人用のお茶もたっぷりもって午前9時前には家を出た。電車を乗り継いで大阪城公園へ。まずは「こども天守閣」のある児童公園で娘をたっぷり遊ばせた。ここの大型遊具は、どちらかと言うと大きい子向けで難易度が高いのだけど立派なローラー式の滑り台があって、かなり楽しい。

公園でひと汗かいた後、木陰でお弁当を広げた。木陰は想像していた以上に涼しかった。大阪城公園は都会の真ん中にあるのに地元よりも涼しかった。公園はアスファルトが少なくて木々が多い。木々を渡る風が心地よくて、少々の日差しは我慢できる。昔の日本は今よりも暑くなかった…という話がなんとなく理解できるような気がした。お弁当は定番メニューばかりだったけれど美味しかった。毎回、お弁当を作る時は「面倒だなぁ…」と思いつつ、熱々のご飯をおにぎりにするのだけど、食べる時は決まって「作ってきた良かった」と思う。

昼食後、汽車に乗った。娘が大喜びしたのは言うまでもない。汽車に乗り込んだ娘は、いつになく真剣な眼差しで私が喋りかけてもキリッっと前を向いたまま知らん顔。1歳児でも本気の時には真面目な顔になるものなのだなぁ。娘が真剣に汽車と向き合う姿を見て「連れてきて良かった」と嬉しく思った。汽車を降りた娘は、去っていく汽車が見えなくなるまで手を振っていた。

汽車に乗った後はNHK大阪をサラっと見学して、早々に撤収した。夏にしては涼しい日であったとは言うものの、長居するには暑過ぎる。娘は抱っこ紐の中でグウグウお昼寝。大人も子供も草臥れたけれど、行って良かったと思う。外でお弁当を食べるのも流石に秋までお預け。また涼しくなかったら娘を汽車に乗せてやりたいなぁ……などと思いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2006年07月21日(金) 蝉の声
2005年07月21日(木) マンゴーの時間。
2004年07月21日(水) 切なさの行方。
2003年07月21日(月) 思い出はプライスレス。
2002年07月21日(日) ブドウ屋のおばぁ。

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