白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2008年12月11日(木) ついてない日

ごくまれな事だけど「どうしようもなくついていない日」ってのが訪れる。今日がその日だった。

ずいぶん髪が伸びてきたし、年末の込み合う前にカットに行こうと、娘を2時間ばかり実家の母にお願いして美容院に行ってきたのだけれど、泣きたくなるほど変な髪型になってしまった。いつも通りで良かったのに、なんだか違う。女性にとって髪型がパッっとしないのは一大事なのだ。「髪なんて2ヶ月もすれば伸びるさ」と自分に言い聞かせてみたものの、鏡やガラスに映る姿を見て憂鬱になることしきり。

娘とお風呂に入っていて、やけに指が痛いと思っていたら、右手の中指がパックリとひび割れて血が出ていた。ひび割れが出来ていたのは知っていたけれど、突然悪化するなんて。痛いといっても日々使う場所なので、そう簡単には治らないだろうなぁ……とまたまた軽く憂鬱に陥る。

入浴後、娘を寝かしつけてホッっとひといき。夫が帰ってくるまでネットでもしながら休憩しよう…なんて思いつつ階段を降りていたら、足を踏み外して7段ばかり落下した。あっちこっち打撲して痛かったなんてものじゃなかった。寝かしつけたばかりの娘が、大きな音で起きなかったのは不幸中の幸い……とは言うものの、ついてない事続きで、なんだか色々と嫌になっちゃったのは言うまでもない。

どれもこれも、よくよく考えてみれば些細なことだ。「ついてない」って言えるのは、ある意味幸せなことなのかも知れない。ものすごく不幸だったり、大変なことが襲ってきた時、人は決して「ついてない」なんて言葉を使わないのだから。

……なんて殊勝なことを思ってみたりしたものの、イマイチ感は最高潮。せめて夕食を美味しく食べたいものだなぁ…と思う。今日のおかずは上手く味付け出来ていたから、それだけは大丈夫のはず。今日はついていない日だったけれど、1日のしめくくりをキチッっとして気持ち良く眠りたいものだなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
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2006年12月11日(月) おかゆさん
2005年12月11日(日) 順調と言えなくもなく。
2004年12月11日(土) パンがゆ。
2001年12月11日(火) 「同性」の親と「異性」の親

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