白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

目次過去未来

【検索からお越しの方へ】
日記内検索をご利用いただくか、読書関係のお探し物はHPへお越しくださいませ。
当日記は移転しました。下記で更新を続けています。
引越し先 白い木蓮の花の下で


2008年10月21日(火) 1歳の記念写真

日曜日は子供専門写真スタジオで娘の1歳のお誕生日の記念写真を撮ってきた。

娘自身は可愛らしい服を着て喜ぶような年頃ではないので「娘のため」ではなくて、むしろ私達夫婦が着飾った娘を愛でて喜ぶための親馬鹿的イベントだった。当日は実家の母も一緒に行く予定だったのだけど、体調不良で泣く泣く断念。親子3人で出掛けてきた。

子供がいない頃、私は「子供専門の写真スタジオで、幼い子にコスプレもどきの格好をさせるなんてどうなんだろう?」と軽く否定的な目でそういう親を見ていたというのに、自分自身も同じ道を歩んでしまうとは思ってもみなかった。

写真スタジオでは白雪姫や、ふわふわのドレス、蜂のコスチュームなど、いつもとは違う娘の姿に大満足。流石に子供専門と言うだけあって、スタッフの人達は子供の扱いに慣れていて、娘のご機嫌で撮影されていた。

娘以外にも何人かの子供達が撮影していて、どの子達もそれぞれに可愛らしかった。「自分の子供は可愛いけれど他人の子は……」なんて話も聞くけれど、どの子も可愛いなぁ……と目を細めてしまった。娘と同じ年頃で「よく分からないけれど着せられている」だけのヨチヨチ歩きの赤ちゃんの姿や、御姫様のようなドレスを着てうっとりしている少女。華やかな空気に満ちいて、なんとも楽しい時間を過ごさせてもらった。

出来ることなら娘のお誕生日前後に記念写真を撮りたいと思う。最初の何年かは親の自己満足だけど、そこそこの年齢になったら娘自身も楽しむことが出来るだろう。そして、いつかそうやって撮った写真を懐かしく眺める日が来るのだろう。私はまだ娘と1日1日を過ごすのに夢中で、そんな日が来るなんて想像もつかないのだけど、いつか親の手を離れていく娘のために、愛されて育った幼い頃の写真を残してあげたいのだ。

大きな出費ではあったけれど、良い記念になったと思う。写真が出来るのは3週間後。出来上がりを見るのを楽しみにしつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


目次過去未来


エンピツ投票ボタン(押していただけると励みになります)↑
My追加

yurarraをフォローしましょう

【同月同日の過去日記】
2006年10月21日(土) 花嫁の兄
2005年10月21日(金) 街をゆくマタギ達
2004年10月21日(木) 定期入の秘密
2003年10月21日(火) きのこの唄
2001年10月21日(日) ワカレ・ノ・サミシサ

白蓮 |MAILHP