白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2006年10月21日(土) 花嫁の兄

今日は従妹の結婚式に出席してきた。

思い入れ度の低い従妹なのでテンション低めでの出席ではあったけれど、それなりに楽しませてもらった。この秋に出来たばかりの「今時な一軒家結婚式場」だったので、新しい分だけ綺麗な建物だったけれど、各階にお手洗いが無かったり、間取りがやたらと狭かったりとお年寄りには不親切な会場だった。若者だけでパーティーをするなら良いかも知れないけれど、親戚を集めて盛大にする場合はお仕着せな感じでもホテルや結婚式場の方が良いように思った。

新婦が音楽系の短大を卒業しているだけあって、披露宴は出し物が多くてなかなか楽しかった。新郎側の親戚で「よさこいソーラン節」を家族で踊った人がいたのだけれど、飛び入りで踊りに加わる人がいたのが印象的だった。歌舞音曲というものは祭礼と深く係わっているのだと実感させられた。

私は……と言うと、1週間の疲れが出たらしく途中はやけにしんどくて意識が朦朧としてしまっていた。気楽なポジションだったので気を使うことが無かったのもボーッっとしてしまった要因である。

披露宴の途中で、新婦の兄(従弟)が新郎新婦に話す場面があったのだけど、新郎に「よろしくお願いします」的なことや「安心した」と言った後で「妹を取られてこんちくしょう…ってのが正直な気持ちです」と言い残し、自分の席に戻って泣いていたのが微笑ましかった。お兄ちゃんって、あんなにも妹が可愛いものなのだなぁ。実際、彼は子供の頃から妹の面倒をよく見ていて大人になっても、いささか頼りない妹のことを始終気にかけていた。私にとって彼は「あまり好きじゃない従弟」なのだけど、妹を想う兄としての彼は好きだと思った。

帰宅してバタバタと夕食の準備。メニューは炊飯器で作るパエリアと野菜スープにサツマイモのサラダ……というお手軽なもの。夫が仕事から帰宅するので、これからお昼寝(夕寝?)をするつもり。くたびれたけれど、それなりに良い結婚式だったなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2005年10月21日(金) 街をゆくマタギ達
2004年10月21日(木) 定期入の秘密
2003年10月21日(火) きのこの唄
2001年10月21日(日) ワカレ・ノ・サミシサ

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