白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2008年10月18日(土) ゆるゆるの土曜日

昨夜は色々あって、よく眠れなかった。

深夜、夫の携帯に仕事の電話があったり、その事で娘が起きてグズグズしたり。寝たのだか寝ていないのだか分からないような状態で6時過ぎに起床。娘は機嫌良く目を覚ましたけれど大人2人は揃って酷い顔。

「今日は食事の支度以外は何もせずに過ごします」と出勤していく夫に宣言した。朝から素晴らしいお天気だったし、寝不足からくるハイテンションで、換気扇の掃除でもしたいような気分だったのだけど、この間体調を崩した時も似たようなパターンだったなぁ……とて自重することにした。

朝から娘の相手をしながら休み休み夕食の準備。今夜の献立はプリの照り焼き、里芋の煮物、ブロッコリーのお浸し、大根とシメジのお味噌汁。娘を公園へ連れて行って遊ばせて、昼食。お昼寝をする娘の横に転がって、ねじめ正一『荒地の恋』を読みつつ、家事と言っても掃除と買い物をしないだけで、のんびりするものだなぁ……となんて事を思った。

毎日、のんびり過ごすのはどうかと思うけれど、たまにこんな日があるのも良いものだ。

天気の良い日に家の中で本を読むって贅沢な時間の使い方かも知れない。『荒地の恋』は詩人の恋の話で、平穏な家庭を壊しての不倫が描かれていて、どちらかと言うと私は苦手なタイプの小説だった。「好きになっちゃったんだから仕方ないよ」というフレーズはどうにも好きになれない。もっとも、それを非難する気もないのだけれど。なんだろうなぁ……開き直っている感じが嫌いなのかも。

人を好きになるって素晴しいことなのに、立場によっては祝福されるものでは無いって、ある意味において理不尽と言っても良いかも知れないなぁ……などと、愚にもつかないことを考えてしまったのは、ゆるゆるとした空気のせいだろう。いつもなら「不倫なんて!」と憤慨してオシマイにしそうなものなのに。

なんだか、心も身体も、ゆるゆるな感じだ。いつもはもう少しシャキッっとしているのだけど。どうも脱線気味でいけない。

明日は娘の1歳の記念に子供専門の写真スタジオで記念写真を撮ってもらう予定。今日はのんびり過ごさせてもらったことだし、明日はシャキッっとして出掛けたいなぁ……なんてことを思いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2005年10月18日(火) 針治療報告書
2004年10月18日(月) 朝夕の寒さ
2003年10月18日(土) 似るなんて言わないで
2001年10月18日(木) 見合いに挑んだ29歳の秋。

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