白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2008年07月24日(木) たまには都会の風にあたって

一昨日はCADの相棒のお見舞いへ行くため、娘を連れて遠出をしたのだけれど、途中大阪で1番賑やかな場所を通過した。久し振りに都会へ出て吃驚したのは、娘と同じくらい……あるいは、娘よりも小さな赤ん坊を連れているお母さんが多いってこと。

しかも彼女達は「おばちゃん」ではなくて、けっこうお洒落で綺麗だったりする。百貨店やショッピングモールでお買い物をするのだと思うのだけど、綺麗な格好をして、小さい赤ん坊を連れてそんな事をするだなんて、私には到底出来そうにない。私とて彼女達と同じ場所にいた訳だが、どうしてもしなければならない用事があったから出掛けたのであって、そうでなければ行こうとも思わない。

小さい赤ん坊連れで動くとなると、けっこうなパワーが必要になる。赤ん坊は重いし、荷物は多いし。途中でオムツ交換や授乳だって必要だし。しかし都会を闊歩する赤ん坊連れのお母さん達は、お洒落な姿をキープしつつ、その荒業をやってのけているのだ。

凄い……凄過ぎる。

彼女達を見ていると自分が「女」としてダメダメのような気がしてしまった。めっきり老けこんでしまったような。帰宅して夫にそんな話をしたら、夫はこんなことを言って私を慰めてくれた。

大丈夫。白蓮さんだってパワフルだし若いって。朝からY(娘の名)を抱っこして公園へ行って蝉取りを見学したりするじゃないか。この暑い時期にYが真っ黒になるほど外で遊ぶなんて、なかなか出来ることじゃないよ。

……確かに。だけど、ちょっと方向性が違うような気がする。

結局のところ他人を見て羨むってのは馬鹿げているのかも知れな。自分が出来ないと思いこんでいる事って「出来ない」のではなく「しようとしない」だけに過ぎないのかも。蝉取りを見学する情熱の一部を、別の方向に向けたら私ももう少し身綺麗な母親になれるかも知れない。

老け込んでしまわないよう、たまには都会の風にあたって刺激を受けた方がいいのかも知れない。今の私にはなかなか難しいことなのだけど、もう少し身綺麗を心掛けたいものだなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2007年07月24日(火) お役に立ちたいのです
2005年07月24日(日) 寝て過ごす…
2004年07月24日(土) 人に優しく。
2003年07月24日(木) 締め上げる愛。
2002年07月24日(水) 体温よりも高かったってね。

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