人に優しくありたいと思う。マジで。
「優しい」というのは微妙な言い回しだけど「いつも、にこやかでいる」とか「誰にでも愛想がいい」とか、そういう意味合いではなくて。優しさを貫くためには、時には強さも必要だし、場合によっては何かを切り捨てるくらいの覚悟と気合も必要だと思う。ま。そういう意味も含めて優しくありたいと思うのだ。
しかし身の回りを見渡してみるだに、たぶん私は「人に優しい」タイプではなく、「人に厳しい」タイプなんだと思う。初対面の印象とか人当たりには自信あるのだが、表面的なところは、どうとでも繕えるし装える……ってところが問題なのだ。日々自分と、自分が伸ばした手の内にあることだけで、いっぱい・いっぱいなので、他に気が回っていないと言うか。周りがあまり見えていないらしい……てか、持っている包容力とか、持ち合わせている容量が狭いと言うか。今日は、そんなことを自覚してみた。
それはさておき、今日は家族で『ハリー・ポッター』を観に行ってきた。
まあ「そこそこ」って感じだった。チビッコの時に、あれだけ男前だったドラコ・マルフォイが、少年になったとたん、イマイチ君になり下がっていたのに驚いたってこと以外は、だいたい予想通りだった。なんて言うのか……『ハリー・ポッター』の映画については、もはや客観的な評価は下せなくなっている自分がいる。親戚の子供の成長を見守るオバチャンの心境と言うのだろうか。面白くても、面白くなくても「あんたら、しばらく見ぃひん間に、えらい大きぃ〜なったなぁ。オバチャン吃驚するわぁ」てな感じなのだ。良くも悪くも微妙な作品である。
前の話にも、映画の話にも、なんら関係はないが久しぶりに食べたソフトクリームは美味しかった。130円の安物だったが、安直な味に郷愁を誘われたというか。高級ソフトクリームは食べたときに「ムッ」とくるようなところがあるが、安物のソフトクリームの持つ食後の物足りなさは、独特の味わいがあって良いと思う。
明日は図書館へ予約本を迎えに行かなくては。暑さを避けて午前中に行くのが吉……ってことで今日の日記はこけにてオシマイ。