医師から安静を指示されてから、1度もベッドで寝ていない。
階段の上り下りも、しない方が良いと言うので、1階の居間に布団を敷いて生活しているのだ。夫とは週末婚状態。平日は別々に寝て、週末だけ居間に布団を並べ、川の字ならぬ「り」の字になって寝ている。
6畳の居間の真ん中にある卓袱台を部屋の隅っこに寄せて、布団を2つ並べると、旅館にお泊まりしているかのような錯覚を覚える。
ちょっと狭くて不自由だけど、悪くないものだ。月並みだけど「狭いながらも楽しい我が家」って感じがする。私達の親世代、祖父母世代は、こんな風にして暮らしていたのだろうなぁ…と、ふと思ったりする。
6畳の居間に布団を並べて、夫と「り」の字になって眠った事は、きっと一生忘れられないと思う。
こんな風にして、歳月と思い出を積み重ねながら、私達は家族になっていくのだなぁ…なんて事を思いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。