白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2007年05月11日(金) お預けを喰らう

今日は有休をもらって定期健診に行ってきた。

昨夜はちっとも眠れなかった。翌日の検診のことをあれこれ考えいていたら興奮して目が冴えてしまったのだ。時期的に性別が分かるかも……なので「男の子だったら」とか「女の子だったら」なんてことを想像したり。そして、ありえない話だけど「もし双子だったらどうしよう? 1回の出産で2人ってことは大変さも倍だけど、いきなり2人の子持ちってのは悪くない」なんて思ったり。母方の親戚は双子を産んだ女が多く「すぐに双子だと分からない場合もあるらしいよ」てな話を聞かされて影響されてしまったようだ。

そしてドキドキの検診当日。「双子だったら…」なんて妄想はさておき、性別については聞く気満々だった。もっとも「ちゃんと育っているのかな…」という一抹の不安が無かった訳でもなく、エコーで見てもらいながら医師から「順調ですね。よく動いてます」という言葉を聞いた時は心底ホッっとした。お腹は目立ってきているものの自分の目で赤ん坊を確認するとテンションも鰻登り。「しかし、よく動くなぁ」と言う医師の言葉にヤキモキした私は「先生、性別って分かりますか?」と聞いてみた。

そして医師は言った。「こんなに動いてたら分からないな…」と。

元気に育ってくれているのは嬉しいけれど、お預けを喰らって少しガッカリ。夜勤明けの夫は「ジタバタ動いてたのか。そうか…ふ〜ん」と何やら言いたげにニヤニヤしていた。同僚にメールで報告したら「そうか。白蓮2世って感じやな」との感想が。「いやいや。私1人の赤ん坊じゃありませんから」と反論したかったけど、大人げないと思いとどまる。お楽しみは来月までお預けだけど、赤ん坊が元気で何より嬉しい。

午後からは自宅の片付けなど。以前から体調が落ち着いたら家の中を片付けようと思っていたのだ。本や手紙の束を分類して処分するものと保存するものを分けたり、もう観ないであろうビデオテープを大量処分したり。随分と空間に余裕が出来て大満足。

しかし手紙類は1通も捨てられなかった。手紙って自分の物であると同時に、書いてくれた相手のものでもあるので「おいておくべきか、それとも時期が来たら処分するべきか」ということについて迷ってしまう。万が一、不幸なことが起こった際、書き手は私以外の人間(家族)に自分の書いたものを見られることになるのだと思うと、後生大事に持っているのもどうかと思ったりするのだ。しかし今回は思い切ることが出来ず処分は保留。

赤ん坊が順調だと分かったし、家の中も少しスッキリしたしで、なかな素晴らしい1日だった。そんなこんなで、いつもより2割増し浮かれ気分で今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2006年05月11日(木) バットと御婦人
2005年05月11日(水) 良かった探しの功罪
2003年05月11日(日) 短所
2002年05月11日(土) ハッカ飴。

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