お正月3日目。お昼過ぎ、夫と連れ立って近くの神社へ初詣へ。有名どころでもなんでもなくて、神社の裏に児童公園があるような、小じんまりとした小さな神社だ。お社に堤燈が灯されている以外は、これといったお飾りもなく、私がお参りしたときは他に参拝者もいなかった。
目を閉じて手を合わせ、ささやかなお願いごとをした。
今年のお正月は地味ながらも良いお正月だったと思う。大仰なことは何一つしなかったけれど、静かにのんびり過ごすことが出来た。双方の母親へ親孝行めいたことも出来たし、私達も日がな炬燵に足を突っ込んでノンビリ過ごすことが出来て何よりである。
夫はゲームとスポーツ観戦。私は夫のプレイを観たり、編み物をしたり。元日から編み始めた夫の帽子を仕上げることが出来て満足である。明日からは友人へプレゼントする帽子を編みはじめる予定。「この冬は苦手なことに挑戦しよう」とてはじめた編み物だけど、思いの他楽しませてもらっている。編み物は失敗ても、やり直しが出来るのが良いと思う。うっかり者の私には向いている手芸かも知れない。
このお正月は生まれてはじめて「おせち料理をちゃんと食べる」という経験をしたのだけれど存外良いものだなぁ……と思った。今日あたりは少し飽きを感じたけれど「食事の支度をしなくてもご馳走がある」って気楽さと「お正月の間はダラダラしていいんだぁ」という幸せな感じは他に変えられないものがある。ただお客様の多いご家庭だと、おせち料理を作っていても、他にあれこれ料理が必要になるだろうからおせち料理も一概に「主婦が楽できるアイテム」とは言えないのだろう。
そんなこんなで今年のお正月は平穏に過ぎていった。初詣でのお願い事が叶うと良いなぁ。お願い事は自分で叶えるものだと思うけれど「強く願う」とか「祈る」って気持ちは大切じゃないかなぁ……なんてことを思う。
私は明日から出勤。夫の出勤は明後日から。たまの休みだから良いってことは分かっているけど、休み足りない感は否めない。もう少しのんびりしたいなぁ……なんて思いつつ、シャッキリと気持ちを切替えなくちゃなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。