白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2006年01月03日(火) 彼の実家

昨日は未来の夫の実家へ新年の挨拶に行ってきた。未来の夫の母……義母は某ニュータウンで1人暮らしをしている。

彼と親しくなって結婚の話がチラリと出て「父親は高校時代に亡くなって、母親は1人暮らしをしている」と聞いた時は、ちょっと引いた。相手の親との同居が嫌だとか云々ではなくて、私の家の事情から結婚後も色々な面から実家を助けていかなきゃいけないので「夫の親と同居」では、自分の動きが取り辛い……という理由で。しかし彼は3人兄弟の末っ子(長男、長女のいる次男)で、長男は大阪市内で医師をしていて同居こそしていないけれど、母親の面倒は彼がみているし、将来的にニュータウンの家も長男が貰うことになっている……とのことで、新居は私の実家の近くに構えることになった。

寡婦になって17〜18年の義母は年齢よりずっと老けて見える。

ニュータウンの家は所謂ところ豪邸の類。だが、その生活は長屋暮らしの我が家よりも、ずっと慎ましくて、義母の身につけているものも乙女な母よりずっと地味だ。義母の生活をよく知らないうちは「悠々自適の暢気な1人暮らし」だと思っていたけれど、どうやらそうでもないらしい。子供達が行き来するのも控えめのようで。お正月は年末に長男一家が顔を出しただけで、長女一家は来ないとのこと。夫の実家は、なんとなく寒々しくて侘しい感じがした。義母がどうして電話好きなのか、ちょっと分かったような気がする。

私は末っ子次男の嫁になる人間で、未来の夫の実家云々のことに口出し出来る立場でもなく、彼が次男である恩恵を受けているのだけど、なんだか複雑な心境。自分の母親は、なんだかだ言いつつも我がまま放題に暮らしているだけに。

未来の夫に「結婚して生活が落ち着いたら、ちょこちょこ顔を出しにいかないとね」と話をしたが、彼はイマイチ実感が持てていないらしい。次男って、こんなものなんだろうか。それはそうとして、義母を大事にしてあげないとなぁ……と思った。

正月早々「あぁ…結婚するんだ」ってことを自覚させられた。

お正月も本日で終了。明日からまた日常生活が始まってしまう。1月ちょっとで結婚式だし、腰痛をなだめつつ、ガッツリと頑張らねば……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2005年01月03日(月) 晴れ着を着る喜び。
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2002年01月03日(木) 『アメリ』〜噛みあった歯車が奏でた音楽

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