白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2006年10月28日(土) トイレ掃除ブーム

最近「トイレを念入りに掃除する」って流行っているのだろうか?

私は週刊誌の類は読まない人間なのだけど通勤電車の吊革広告に「トイレ掃除で運気をアップ」みたいな文字をよく見かける。ためしに、ちょいと検索してみたらば『ツキを呼ぶ「トイレ掃除」』なんて本まで出ているようだ。家の中が綺麗になるのは良いことだと思うけれど「どうだかなぁ」と思ったりも。

仕事で家の図面を描いていた時、家相とか風水ってのはあながち馬鹿にしたものじゃないと思ったことがある。「快適に暮らすための術」と言うのか、理に叶っている部分も多かった。が、それと同時に「誰のための家相・風水だよ」と思うほど、振り回されている人も多く、とんでもなく使い勝手の悪い家が出来上がってしまったケースもあったりした。

もっとも、トイレは汚れやすい場所なのでマメに掃除するの越した事はないと思うけれど「これをしたから運気が良くなる」と思っているうちは、何ひとつ良くならないんじゃないかなぁ……と思ったりするのも事実だ。「○○をしたら運が良くなる」なんてインチキな新興宗教と変わらない。何かに依存したり、すがったりしたい……って気持ちは私にもある。だけど、そういう類の事にハマっている人で幸せになった人…ってのを私は1人たりとも見た事がない。だから懐疑的にならざるを得ないのだ。

私の周囲にも残念ながら「ハマっている人」や「思い込んでる人」は何人もいる。だが信仰やそういった類の事だけは、面と向かって批難することは出来ないのが、もどかしい。「信じる者は救われる」的な流行も「本人が良いと思っているなら、良いんじゃない」と思う気持ちもあるのだけれど。

トイレ掃除ブームなど、いっときの流行だと思う。しかし1つの流行が去ればまた、新しい流行が出てくるだろうから、こういう流行ってずっと続いて行くのだろうなぁ。なんだかなぁ……と思いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2005年10月28日(金) 悪口でした。
2004年10月28日(木) 型通りでも良いかと思う
2003年10月28日(火) ケロッグ・オールブラン
2001年10月28日(日) 不器用な人々

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