IPCC第5次評価報告書の第1作業部会報告書ついて、 政策決定者向け要約が承認、発表された というニュース。
報告書の内容はおおむね従前どおりの方向。 トピックスは、温暖化と人間の活動の関係をさらに明確にした点である。
これは、深刻さの継続案件である。 *
次は、深刻さの新規案件。
「ドイツの出生届の性別欄に、11月から男性でも女性でもない「不確定」の項目が新たに加わる。性器などの身体的特徴から男女の区別が難しい「インターセックス」の新生児が対象。オーストラリアでは既に同様の措置が取られているが、欧州では初めてである。…インターセックス団体によると、インターセックスは1500〜2000人に一人の割合でいるという。」
新聞記事の「同性婚合法化の動き」というようなニュースに紛れ込んでいたが、 淡々と書かれている内容に大変おどろいた。
男女の区別が難しい新生児? 1500〜2000人に一人の割合で?
よくわからないが、出生届に新しい欄を設けました、 などというトピックスから知る話ではないような気がする。
昔からみられる現象なのだろうか。
生殖異常は、化学物質の毒性のひとつである。 この新聞に書かれている事実を前に、そのことを考慮せずにはいられない。
IPCC報告書の内容よりもはるかに、 人類の未来を不透明にする事実のような気がするが、そう思うのは私だけだろうか。
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