浅間日記

2013年10月01日(火) 深刻さの新規案件

IPCC第5次評価報告書の第1作業部会報告書ついて、
政策決定者向け要約が承認、発表された
というニュース。

報告書の内容はおおむね従前どおりの方向。
トピックスは、温暖化と人間の活動の関係をさらに明確にした点である。

これは、深刻さの継続案件である。


次は、深刻さの新規案件。

「ドイツの出生届の性別欄に、11月から男性でも女性でもない「不確定」の項目が新たに加わる。性器などの身体的特徴から男女の区別が難しい「インターセックス」の新生児が対象。オーストラリアでは既に同様の措置が取られているが、欧州では初めてである。…インターセックス団体によると、インターセックスは1500〜2000人に一人の割合でいるという。」

新聞記事の「同性婚合法化の動き」というようなニュースに紛れ込んでいたが、
淡々と書かれている内容に大変おどろいた。

男女の区別が難しい新生児?
1500〜2000人に一人の割合で?

よくわからないが、出生届に新しい欄を設けました、
などというトピックスから知る話ではないような気がする。

昔からみられる現象なのだろうか。

生殖異常は、化学物質の毒性のひとつである。
この新聞に書かれている事実を前に、そのことを考慮せずにはいられない。

IPCC報告書の内容よりもはるかに、
人類の未来を不透明にする事実のような気がするが、そう思うのは私だけだろうか。

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