2012年08月20日(月) |
情報依存社会 その2 |
滝を登ったY君の出来事は、Hも私も胸を痛める出来事であった。
同時によくわかったことは、インターネットのコミュニティの在り様だ。
私達は幸い、相当の精度で事実とそれに伴う状況の進行を知ることができていた。
そうだから、掲示板にアレコレ罵詈雑言を書き立てたり、自分のHPやツイッターでしたり顔で意見する人達は本当のことを何も知らないこと、
そして、そんな事実と異なる情報を元に人間の集団がいかに怒りの感情を増幅させていくのか、
そんなことを、よく知ることができた。
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インターネットのコミュニティは、人間の感情を増幅させる装置だ。 そのように機能する場合がある。非常に頻繁に。
人の世の出来事というのは、0か1かであらわせるようなものではない。 その複雑さは、ネットを通じて不特定多数の人に伝えることはできないし、 そうする必要もない。
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怨念のようなエネルギーは、まるでイナゴの大群のように 一つのお題を食い荒らし、丸坊主になった段階でまた次のお題に移っていく。
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