2005年08月20日(土) |
何者かになりたい症候群 政治編 |
所用で街へ。久しぶりにテレビを目にする。 自民党から立候補する堀江何某が映っていた。
ナニワの商人はずっと商人でいてほしいと私が願ったこの人は、やはり政治家を志向してしまった。 ブルータスお前もかと、好き嫌い以前の問題としてそう思う。
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ある分野を極めたものは、すべからく政治に向う。 マックス・ウェーバーだってそう言っている。
そして今の日本の場合、政治が機能していないから特にそうなる。 何者かになりたい人のために政治家という職域があるのではない。
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国民の代表として存在するのが国会議員の本質なのであり、 国民をやたら指導したい人とか、無知な大衆をリードしたい人とか、 ましてや有名になりたい人などではない。
少なくとも私はそのような国会議員を全く求めていないし、 私の素晴らしい平凡な人生に、それは足手まといでしかない。
政権に向おうとする、迷惑な使命感や欲目の道がこれからも拡張されるぐらいなら、国会議員なぞくじ引きで決めた方がましだ。 裁判員制度にならっていっそそうしたらどうか。
2004年08月20日(金) 「うちの社長は駄目社長」と客に言う社員
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