浅間日記

2006年08月20日(日) 急速冷凍、急速解凍

Hは最終調整で山へ。

寒冷地仕様のこの身体は、
気温30度を越える日が続くと、もう駄目である。

とにかく避難と、握り飯に水筒をもって、標高2000mの「裏山」へ。
牛が放牧されている亜高山帯の高原へ、仲間入りをしにいく。

カラマツの林をあがり、ダケカンバが見えてくると、
間もなく樹林帯を抜けて、霧の高原。
ヤナギランやマツムシソウが満開。コケモモは赤い実をつけている。

駐車場からひと歩きして高原にでれば、
冷凍庫のような、ひんやりした空気が肌をなでる。
身体から熱気が一気にはがれていく。

高原のロッジで一休み。
Aは、よく歩いたねえ、と、中高年ハイカーに声をかけられる。

暑さが和らぐ夕刻まで避難していたかったけれど、雨が降ってきた。
干してきた布団が気がかりで、一番暑い昼過ぎに、慌しく下山する。

お布団がぬれちゃうから早く早く、と山道に子どもをせきたてる。

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