雲間の朝日に想うこと


< 居ては為らない立場でしょうか >


闘いか、
緩和か。

其の双方を見越して、
探るのか。


幾つも、
幾つも、
分岐が在って。



幾つかの因を基に選ばれた、
其の一つの枝が。

幾重にも、
幾重にも、
添え木を添えて護られるから。






添え木と、
添え木と、
其の間の想いには。

其れなりの役割が、
付与されるのだ。














其れ故に。












唯。

知らねばならぬ事を、
知りたいと。


そう希っただけなのに。

























蓋をして、
蓋をして。


 「だったら身内登録させてよ。」
 「面会させてよ。」
 「医者とも支援者とも話しをさせて。」
 「何が出来て何が必要か聞いたり質問させてよ。」


其れでも、
零し出して了った自身の、
一つの想いが。



 「私の安定って部分が失われるからNGだけど。」
 「それでもって言うんだったら登録してくれるらしいです。」
 「私は登録したくないです。」


あの子の。

一つの想いを、
炙り出す。




















総てを拒絶して。

総ての退路を断って。

初めて、
自身を維持し得ると言うのなら。




こうして、
日々、
電信が行き交う事ですら。

或いは、
望ましくは無いのだろうか。

















傍にも寄れず。

誰にも聞けず。



未だ知らぬ何かだけが。

もう一つ、
もう一つ、
増えて行くんだね。





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References
 Jul.18 2016, 「今日は何方を向いて居ますか」
 Jan.03 2016, 「愛は死に至らしめる事でしょうか」







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2016年10月11日(火)


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History
2006年10月11日(水) 無駄なら止めませんか
2005年10月11日(火) 想いに限度は在るでしょうか
2003年10月11日(土) 想いが在るから抱けないのでしょうか





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