< 想いに限度は在るでしょうか >
此の場へ至る、 道程で。
一歩、 一歩。
踏み締め、 積み重ねて来た筈の、 想いが。
事在る毎に。
如何に、 軽微な物だったか。
気付かされるのだ。
積み重ねた、 其の数に。
僅か、 一を加えれば。
積み重ねた数よりも、 大きな数が、 産まれて了う様に。
積み重ねた、 想いなど。
未だ、 積み重ねる余地を有する想いに、 違いない。
汲上湯葉を、 縮緬雑魚を、 手に取りながら。
出張土産の、 選択の基準が。
より強く、 姫を想う向きへ変わった事に、 気付く。
きっと、 今朝の早起きのせいで。
今頃は、 多分、 眠って居るだろうな。 |
2005年10月11日(火)
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2003年10月11日(土) 想いが在るから抱けないのでしょうか
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