初めて接する、 其の区切りの陽光に、 目を細めながら。
次の一区切りの前途を、 祈り念ずる。
本来は。
自身の其の先を想う筈の、 時季だけれど。
其の区切りの陽光へ。
安堵や、 達成感や、 自身の影を。
想い重ねる様に為るのだろうか。
何度でも、 何度でも。
続くのだとしたら。
其れでも、 増しなのだけれど。
年を跨いだ喜びを。
互いに、 噛み締めながらも。
「余命は変わっていないんだ。」
「そっか。」
あの子へ突き付けられた、 其の匕首は。
未だ、 喉元に在って。
事在る毎に。
想いの、 其の大部分を。
抉り、 奪って終うね。
---------- References Oct.27 2012, 「無駄な御守りでしょうか」 Sep.18 2012, 「見て居なかったのだと斬り付けるのですか」 Sep.14 2012, 「選択では無く廃棄でしょうか」
|