雲間の朝日に想うこと


< 噛み逢わぬのは時機でしょうか >


確かに。

互いが、
互いを、
向き逢う時間は無くて。


一方が、
一方に、
想いを注ぐ時季しか。

無かったけれど。









少なくとも。

未曾有の、
揺れ続けた日々には。



仕事を、
辞めたが故に。

姫と、
娘が、
共に居られた。













何が正解か。


其れは。

毎日、
誰もが分からずに、
在って。






加えて。


其の辿り着いた解すら。

万事、
塞翁が馬でしか無いのだ。























 「タイミングが悪いんだろうな。」
 「きっと仕事辞めなければ良かったんだよね。」

そう零す姫に。



 「何が良かったかなんて。」
 「其れは分からないんだよ。」


其の、
何れが解かですら。

曖昧だと返す。

















多分。




姫が、
仕事を辞めたが故に。

俺に向き逢う刻が、
産まれて。



向き逢う刻が無い事にも。

きっと、
其処で気付けたんだけれど。





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References
 Sep.13 2011, 「会話する気は在るのでしょうか」
 Jun.19 2011, 「千切れた芯は結い直せますか」
 Mar.11 2011, 「浮かんだ命が真実でしょうか」







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2016年04月20日(水)


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History
2013年04月20日(土) 初めて繋がった日に為るのでしょうか
2010年04月20日(火) 贈られた後に痛みませんか
2009年04月20日(月) 捨てたのは意志では無いのですか
2006年04月20日(木) 新芽は真芽なのでしょうか
2004年04月20日(火) 穿入の理由は何でしょうか
2001年04月20日(金) 今の二人に通じる意地ですか





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