雲間の朝日に想うこと


< 捨てたのは意志では無いのですか >


友。
恋人。
親。

其の対象へ据える基準は、
個々人で異なるから。


自身が抱く相手への基準と、
相手が抱く自身への基準には。

違いが在るのだけれど。





其れでも。



全てに優先して想いを受け取る権利が、
在る者と。

無い者と。



其処には、
純然たる違いが無いだろうか。
























其の日付に贈れれば贈る。

贈れなければ何処かで贈る。


抑も、
其の贈る想いが存在するだけで、
十分で在る筈なのに。






 「誕生日が終わるよ。」
 「おめでとうメールが来るかなぁと思ってたけど。」
 「甘かったですか?」


水路の街から。

待ち切れない感情が、
飛んで来た。





















甘いかどうかは、
人其れ其れの基準だろうけれど。






少なくとも。

全てに優先して祝いの想いを受け取る縁を、
断ち切ったのは、
水路の街の人自身で。


其の行為には、
或る程度責任を負って欲しいと。


そう願うのだ。





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References
 Apr.11 2009, 「馬鹿げた意地は捨てられませんか」
 Oct.12 2008, 「割って終えば良かったでしょうか」








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2009年04月20日(月)


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History
2006年04月20日(木) 新芽は真芽なのでしょうか
2004年04月20日(火) 穿入の理由は何でしょうか
2001年04月20日(金) 今の二人に通じる意地ですか





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