雲間の朝日に想うこと


< 想う相手は一人でしょうか >


飽く迄、
個と扱うべきなのか。

其れとも、
共と捉えるべきなのか。


其の解は。

未だに、
不明瞭なのだけれど。






少なくとも。

同一の容に寄生し、
機能を保持されて居るのだから。


基板の不具合は、
恐らく伝播するだろうと。

半ば山勘で、
予測したに過ぎない。















其れ故に。







予測の正誤よりも。


其処迄、
不具合が及んで居る事の、
大きさに。


危機感と憂慮とを、
覚えるのだ。





















あの子の不具合は。



 「この身体相当睡眠不足?」
 「あたしが夜中とか現れてもこんなこと無かったが。」



遂に。

別の存在にも、
違和感として顕在化し。















俺とあの子との、
繋がりを。


俺も。

もう一人の存在も。


互いに、
意識しながら。











 「あんたの心配してたのはこのことなんだね。」



別の存在と。

奇妙な会話が続く。





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References
 Apr.12 2015, 「帰るは適切な表現でしょうか」
 Mar.01 2015, 「扉は閉じずに居てくれますか」







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2015年06月27日(土)


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History
2009年06月27日(土) 日向の蛍を見付けられますか
2007年06月27日(水) 初めてばかりで惑いませんか
2004年06月27日(日) 避けて通れぬ壁ですか
2003年06月27日(金) 雲の上まで飛んで行けますか
2002年06月27日(木) まだ遠慮が必要なのですか





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小坊主
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