自身に積まれた、 其の負荷を。
少しでも、 緩和し逃す為に。
其の姿は、 容創られたのだから。
其処に、 一部を預け。
自身は、 身軽に為れる筈なのに。
何故に。
其の身が、 負荷を一手に引き受けて。
容創られた一部が。
其の身体を、 羽ばたかせるのだろう。
或いは。
抑も。
主と従を違えて誤ったのが、 解で。
本当は。
眼前に視えるのは、 飽く迄、 派生した姿なのかも知れない。
「辛い事も酷い事も全部自分で受け止めて。」 「其れ以外の自由な部分が欲しくて私を作ったの。」
「そっか。」
「だから私は自由にする。」 「あの子が欲しかった自由を満喫するの。」
其の存在は。
自身の理由を楯に、 殊更、 奔放な振る舞いに固執する。
自身が、 上位だと言わんばかりに。
---------- References Mar.04 2015, 「底無しの深度に踏み入れてませんか」 Feb.27 2015, 「今の私は何方でしょうか」
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