雲間の朝日に想うこと


< 隠した悪さが在るのでしょうか >


自身の周囲の環境など、
刻一刻と、
変化を繰り返し。


長い年月を経て。

原形を留めぬ程に、
変わって了うかも知れないけれど。




過去に、
深く刻まれた恐怖は。

条件反射的に、
瞬時に呼び覚まされるのだ。




防衛本能の一環として。







其れ故に。




既に立場も変わり、
日々、
接する機会も無い筈の、
其の文字は。


瞬時に、
時を逆回転させ。

俺の知らぬ過去へ、
姫を、
導いて終う。

















姫の仕事場へ届いた、
一本の電話に。


 「怒られるかも知れないって。」
 「固まっちゃったの。」


姫は、
直立不動した。
















 「ははは。」
 「そんなに悪さしてたのかよ?」

 「違うわよ。」
 「あの学校が五月蠅かっただけ!」
 「他校のくせして・・・」



とある高校からの、
仕事の依頼は。








姫にとって。

素行を正す、
教師の雷なのね。


2005年03月25日(金)


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2002年03月25日(月) 俺の想いに重さを感じますか





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