雲間の朝日に想うこと


< 糸は切れたのでしょうか >


決して。

其の帆に、
順風を受け続けて来た訳では無い、
航海に。



其の、
想像など。

何の意味も、
為さないのだけれど。






何れ程。

着実な歩みを、
重ねて来たとしても。



触れれば、
全て弾け飛んで終う、
琴線が。

在るのだろうか。













心許ない、
一歩、
一歩に。

何れ程、
力を込め続けても。





触れ。

裂けて終った、
其の糸は。



もう。

紡ぐ事が、
出来ぬのかも知れない。

















 「戻って。」
 「行かないで。」


玄関を、
飛び出ようとした刹那の、
俺の一言に。




踏み留まり、
内へと戻ってくれた、
姫の身体反応を。

信じたいけれど。













何故に。

今日に限って、
契約の指輪が届くのだろう。



二人を、
嘲笑う心算か。






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2006年03月25日(土)


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2005年03月25日(金) 隠した悪さが在るのでしょうか
2002年03月25日(月) 俺の想いに重さを感じますか





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