雲間の朝日に想うこと


< 委ねぬ信頼は在るのでしょうか >


自身の、
信を委ねる事と。

自身が、
依存する事。


其の両者には、
厳然たる差異が在るのだろうか。

其れとも、
程度の差に過ぎないのだろうか。











個の範囲の一部を、
他に預け差配させる事が。

依存だと言うのなら。



個と個とが縒り逢わせた想いで、
新たに創り上げられた、
其の対象が。

個の範疇に連なった時点で。


其れは、
依存に他ならない。





けれども。



新たに創り上げられた、
其の対象は。

個との関わり無しには、
存在し得ないのだ。























強く。
強く。

個の能力を意識する余り。



 「信頼してないのは小坊主の方だよね。」
 「小坊主のこと信頼してるんだよ。」
 「ちょびっとだけれどね。」


姫へ委ねる信が、
目減りする。



















信の意味する境目は。

依存に属さぬ頼は。


果たして、
何処に在るのかな。






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2009年03月25日(水)


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2007年03月25日(日) 望む変化は何の為ですか
2006年03月25日(土) 糸は切れたのでしょうか
2005年03月25日(金) 隠した悪さが在るのでしょうか
2002年03月25日(月) 俺の想いに重さを感じますか





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