何度も、 何度も、 互いの想いを紡ぎ逢って。
永く、 永く、 其の刻が続く事を、 希いながら。
其の一方で。
其の刻が、 何時途絶えても良い様にと。
常に背中に、 断崖を背負いながら、 想い続ける。
相反する符号に抗いながら。
其の矛盾は。
互いの、 覚悟と信念を証する、 消せぬ想いで在る事に。
気付くのだ。
「また今度。」
其の先の照らす、 言の葉を。
一度も口にする事無く。
初めから。
そして、 何時でも。
「また何時か。」
あの子は、 そう言い残して背を向ける。
---------- References Jun.20 2011, 「最内に触れた証拠でしょうか」
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