雲間の朝日に想うこと


< 稀も続けば縁に為るのでしょうか >


自身の、
一区切りの流れの内に。

稀有な出来事が、
果たして、
幾つ在るのか。


予測するのは難しいけれど。






其の、
稀な出来事を。

幾つも、
共有出来るとしたら。




偶然とは異なる、
何らかの、
縁を。

否応なしに、
意識して了うのだろうか。










其れとも。




矢張り、
唯の偶然なのだろうか。























 「暗くなって来たね!」

 「雲の間から見えそう?」

 「ほら。輪っかになってるよ!」

 「何か不思議だな。」

 「何が?」

 「月食も日食も一緒に見られた。」

 「不思議なのはずっと前からでしょ?」

 「そっか。確かに。」
















意識しなくとも。

こうして、
重なり逢う一瞬が、
幾度と無く、
在る。




其れ故に。




惹き付けて止まない、
何かを、
感知せずには居られないのかな。

お互いに。





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References
 Dec.10 2011, 「視界の月は同じ月でしょうか」







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2012年05月21日(月)


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History
2005年05月21日(土) 何故に今だったのでしょうか
2004年05月21日(金) 意思をも曖昧にしませんか
2003年05月21日(水) 名前を拒んでいませんか
2002年05月21日(火) その言葉は最後にもらえませんか





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