雲間の朝日に想うこと


< 隣には無い手なのでしょうか >


満ちた想いの、
其の先は。

飽く迄、
満ち足りぬ想いで。


積み重ねた想いの、
其の次は。

嵩を増した想いを、
希うから。




何時かの、
想いを満たせぬ刻を。

常に、
待ち続けるのだろうか。












跳ねる鯨の水飛沫を、
遣り過ごし。

跳ねる入鹿の水飛沫を、
横目に観ながら。


幾度と無く重ねても。




其の唇は。


想いの不足と、
温感の欠如とを、
訴え続けた。



















 「むなしいね。」

 「虚しい?」

 「日本語って難しいね。」
 「しかも漢字言っただけで意味通じるし。」



あの子が放つ一字を、
鋭敏に、
感じ獲り。

余計に、
其の一字の想いが、
増幅される。



















僅か数時間前の、
逢瀬の疼きが。

未だ、
冷めても居ないのに。


総て、
無に帰して終う様に想う、
此の刻は。





何時か。

実に変えられるのかな。






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References
 Sep.19 2011, 「何を求めて逢うべきでしょうか」







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2011年12月11日(日)


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History
2004年12月11日(土) 団子にも日記にも勝てぬ花ですか
2002年12月11日(水) 想いが重なる事は無いのでしょうか





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