雲間の朝日に想うこと


< 父とは如何に在るべきでしょうか >


解は無数に在って。

解法も唯一では無くて。


其の一つ一つを、
手探りで、
手繰り寄せて。


初めて、
其の可否を論じられるのだ。




其れ故に。




例え、
同一で無くとも。

類似した試行の歴史を、
紐解いては。



基準値を欲して了う。
















狭間で。





姫。
息子。

元旦那。
其の相手。
其の相手の子。

義父。
義母。

娘。
そして俺。


幾つもの一生が揺れ動く、
其の狭間で。









父でも、
ましてや義父でも無い、
俺に。

総てを宿す力など無い、
俺に。



父性の基準値すら附与されぬ事を、
嘆き掛ける。

























違うよね。










其処で、
父を想う事は構わないけれど。

父の不在を想うのは、
誤りだ。






















皆、
歩を進め行く中で。

確固たる自身の礎を、
其の身に、
宿し恵まれる刻など。


きっと。

極々、
稀な事なのだから。





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References
 Jun.07 2009, 「踏み込むべき時でしょうか」







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2009年10月23日(金)


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History
2005年10月23日(日) 本音の代弁者でしょうか
2004年10月23日(土) 欲望預金が満期に成りましたか
2002年10月23日(水) 脅威を感じているのか
2001年10月23日(火) 終わりの予感がありましたか





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